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iPhoneのサプライチェーン企業10選 | Appleの関係や仕事内容も解説します

iPhoneはApple社が手がける世界的な携帯電話ツールです。これまでさまざまな革新的機能により、世界中から支持を受けてきました。しかしiPhoneの構成パーツを手がけるメーカーや、パーツの作り方などを知る人は少ないようです。

そこで今回は、iPhoneの構成要素を作るサプライチェーンを知りたい人のために、代表的な企業を10社紹介します。サプライチェーンとAppleの関係や仕事内容も解説するので、これを読めばiPhoneの成り立ちに迫れます。

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1.サプライチェーンとは何か

サプライチェーンの意味から知りたい人のために、定義を解説します。Apple社とサプライチェーンの関係性も紹介するので、基本的なイメージをつかんでおきましょう。

(1)サプライチェーンとは材料の仕入れから消費までの流れ

サプライチェーンとは製品の原材料や部品の準備から、お客さんの消費までの流れを意味します。材料の調達からスタートし、各種パーツの製造や在庫管理を行い、メーカーに配送します。その後商品が店頭に並び、お客さんが買います。

この流れにおいて、多くのサプライチェーン企業が関わっています。それぞれの企業はサプライチェーンにおける流れの一部を受け入れており、商品を扱う企業を支えています。

日本語でサプライチェーンは「供給連鎖」と訳し、材料の仕入れから消費までのプロセスを多くの企業がつないでいます。Apple社のiPhoneがお客さんの手にわたるまでのプロセスを、世界中の数多くの会社が分け合う形です。

サプライチェーンは材料の段階から店頭に並ぶまでのプロセスであり、多くの企業がそれぞれの役割を全うし、Appleの売上に貢献しています。

(2)Appleとサプライチェーン企業の関係

Appleは商品自体やパーツなどの製造、完成品の仕入れなどを多くの企業に委託しているだけでなく、各サプライチェーン企業に一定の行動規範を設けています。サプライチェーンのルールを明確にすることで、スムーズな商品の受け入れや販売につなげる狙いでしょう。

2018年には世界中で1,000件以上のサプライヤー査定を行うなど、Appleは他社との提携に積極的です。コミュニティを広げる一方、行動規範を定めて従業員が安全に働けるようサポートするなど、細かい配慮も特徴です。

Appleは世界中で多くのサプライチェーン企業とつながりながらも、それぞれに一括で労働規範を設けるなど、徹底した管理体制を設けています。以上のスタンスが、良質なiPhone製品の完成につながっているのでしょう。

2.iPhoneのサプライチェーン企業10選

iPhoneは世界中のサプライチェーンによる支えを受けており、日本からもさまざまな大企業がAppleの協力企業として実績を作っています。この章ではiPhoneの代表的なサプライチェーン企業を10社紹介します。これを読めば、主要な企業のiPhoneへの貢献方法を学べます。

(1)スリーエム

スリーエムは1961年にスタートしたアメリカの企業です。化学や電気製品の製造を中心に幅広い事業を手がけるコングロマリットです。日本では車の傷を補修するケア製品などでも有名です。設立時は住友電気工業とNECとの3社による合併でした。

iPhoneアプリとして「3Mダイノックフィルム」が最近話題です。スリーエムが開発した内外装シミュレーション機能であり、住宅や内装などの施工完成図の具現化により、設計者やデザイナーに完成イメージを伝える役割を果たします。

iPhoneの付属品としては液晶保護フィルムが人気です。うっかり落として画面が割れることで困らないためにもスリーエム製の保護フィルムに注目してはいかがでしょうか。このようにスリーエムはアメリカ発のグローバル企業であり、Appleからもサプライチェーン企業として信頼を受けています。

(2)東芝

東芝は1939年、東京電気と芝浦製作所の合併により誕生し、それぞれの頭文字を取って「東芝」になりました。テレビや冷蔵庫など幅広い電化製品を展開しており、家庭で採用している人も多いでしょう。

近年はiPhone関連のビジネスにも進出しており、2018年9月にApple社が発表した同シリーズの「XS」「XSマックス」には具体的な部品が不明でありながらも、東芝がパーツの一部製造を手がけていたことがわかっています。

自社サービスでもテレビ機器シリーズ「レグザ」にiPhoneやiPadとの連携機能を設けています。iPhoneを持っている人ならレグザとつなげることで便利なテレビライフを楽しめるでしょう。

(3)日立製作所

日立製作所は1910年創業の電気機器メーカーです。日本の会社でありながらアメリカやヨーロッパなど海外の多くの国へも事業展開しています。日本においてトヨタの次に従業員数が多いことでも有名です。

日立ではスマートフォンやタブレットの導入サポートを行っており、iPhone購入や導入サポートを希望する人の受け皿になっています。iPhoneの修理事業も手がけており、万が一壊してしまった人の相談先としても有用です。

最近ではテレビの「Wooo」シリーズが話題です。iPhoneやiPadとの連携機能を有しており、テレビの使い道を幅広くできます。このように日立はApple社のサプライチェーン企業として、iPhoneを使った独自の自社サービスで評判を上げています。

(4)パナソニック

パナソニックは1918年に創業した大手電気機器メーカーです。調理器具やエアコンなど幅広い種類の家電製品を製造、販売しています。自社の工場跡地を生かして「Fujisawa サスティナブル・スマートタウン」という住宅街を開発するなど、ビジネス内容の多様化にも要注目です。

テレビ機器シリーズ「ビエラ」とiPhoneの連携機能が話題です。スマートフォンアプリ「TVシェア」をインストールし、ビエラをつなげれば、iPhoneをリモコンのように扱ってチャンネルを変えられます。

それだけでなく、iPhoneを使って写真や動画、音楽再生など幅広い提携機能を使えます。iPhoneとテレビをつなげる独自サービスではパナソニックも負けていません。

(5)シャープ

シャープは1912年創業の大手電気機器メーカーであり、テレビ機器「アクオス」シリーズを始めさまざまな電化製品を手がけています。

シャープはAppleのサプライチェーンとしてディスプレイ生産などを担当しています。日本企業のなかでもAppleとの関係性は強く、2019年には同じサプライチェーン企業でありながら経営再建に入ったJDIの工場の売却先としてAppleとシャープ連合が挙がりました。

iPhoneシリーズとしてのアクオスも登場し、シャープはiPhoneの国内シェア率の大部分を占めています。このようにシャープはサプライチェーン企業としてのAppleへの協力だけでなく、自社による携帯電話事業にも積極的です。

新製品のアクオスR5Gという5G対応のスマートフォンも登場しており、新世代への対応力もアピールしています。

(6)京セラ

京セラは1959年の設立以来、電子機器や医療機器、セラミックなどを製造する複合企業として国内を中心に活躍中です。国内トップクラスの電子部品売上高を誇っており、スマートフォンの関連商品ビジネスでも成功しています。

さまざまなiPhone向けの部品を作っており、液晶パネルやケース、カバー、バッテリーなどが該当します。幅広いパーツの製造はAppleとの関係の強さを示しており、京セラは揺るぎないクオリティでiPhoneを支えています。

自社サービスとして無料アプリ「KYOCERA Mobile Print」も展開中です。iPhone端末との連携で京セラ製のプリンターから資料などを印刷できます。オフィス内のWi-Fiネットワークを通じれば、スマホで指定したページをプリンターから印刷できる優れものです。

このように京セラはiPhoneとのつながりも国内でトップクラスに強いといえます。

(7)AGC

AGCは1907年創立の三菱グループ内企業です。かつては「旭硝子」という名前で、現在でも世界最大手のガラスメーカーとして地位を守っています。

iPhone向けのパーツとしては強化ガラスや液晶保護フィルムを製造しています。AGCの強みはガラスの強度であり、スマートフォンをうっかり落としても割れないように配慮したクオリティが特徴です。

AGCの目玉は「Dragontrail」という化学強化ガラスです。世界トップクラスに強度を極めたガラスシリーズであり、iPhoneの頑丈さに貢献しています。以上からAGCはiPhoneの耐久性に貢献するサプライチェーン企業としても有名です。

(8)マイクロチップテクノロジー

マイクロチップテクノロジーは1989年アメリカで設立した半導体メーカーです。日本にも支社があり、これまでさまざまなコンピューターなどの機械部品をヒットさせています。

iPhoneとの関係性も強く、同シリーズ向けのアクセサリーやデジタルオーディオの開発キットも話題です。オリジナルの付属品を自身で作り出せるので、独自のビジネスを始めたい人におすすめです。

ほかにもデータ接続サポートのBluetooth APLモジュールもiPhoneとの連携ができるなど、Appleのサプライチェーン企業として幅広いビジネスを手がけています。iPhone関連商品でユーザーを喜ばせるだけでなく、開発も助ける本格派の企業です。

(9)マイクロン・テクノロジー

1978年設立のアメリカの半導体メーカーですが、日本、台湾、シンガポールなどアジア圏を中心にグローバルなビジネス展開を見せています。主に半導体メモリなど多くのヒット商品を残してきました。

iPhoneのための部品も多数提供しており、最近ではLPDDR5が話題です。消費電力を抑えながら転送速度の高速化を実現する次世代型メモリであり、iPhoneの5G対応版への搭載を望む声も多くあります。

このようにマイクロン・テクノロジーはメモリからiPhoneのクオリティアップに貢献するサプライチェーン企業です。

(10)村田製作所

村田製作所は1944年10月の創業以来、電子部品を中心に多数のヒット商品を残しています。原材料を仕入れる段階から商品を作り上げるという、一貫した自社開発姿勢に対する高評価も多くあります。

iPhone向けの部品では、積層セラミックコンデンサが代表例です。iPhoneにおける電子回路の基本となるセラミック製パーツであり、村田製作所では体積が従来品の5分の1と小型化に成功しています。

5G対応のiPhoneは必要な部品が増えるデメリットを懸念する声もあります。そのため村田製作所が作ったセラミックコンデンサを使えば、ほかのパーツのためにスペースを空けられるメリットが期待できます。このように村田製作所はAppleのサプライチェーン企業としての貢献度が高いといえます。

3.まとめ

以上、iPhoneにおける主なサプライチェーン企業を10社紹介しました。どれも世界的に活躍しているだけでなく、iPhone関連パーツや商品、サービスなどでもハイクオリティを発揮しています。

このようにApple社は、iPhoneの製造において世界中のさまざまな大企業からのサポートを受けている状況です。今回紹介した10社とAppleの関係性が今後どのように発展するかにも注目しましょう。

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