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Nintendo Switchの売上が好調な理由 | 過去や競合ゲーム本体との比較も解説します

現在のゲーム業界では、Nintendo Switchがライバル商品を圧倒しています。据え置き型でも携帯型でも使えるなどの万能性から、多くのユーザーの支持を受けています。ここまでSwitchがブームになっている要因を幅広く知りたい人もいるでしょう。

そこで今回はNintendo Switchの売上が好調な理由を、社会的背景やほかのゲーム機との比較などから考察します。これを読めばNintendo Switchの魅力を奥深く学べます。

1.Nintendo Switchとは

Nintendo Switchは、ゲーム商品製造・販売の大手である任天堂が手がける最新ゲーム機です。これまでのゲーム機にはない独自の特徴を盛り込み、多くのユーザーから支持を得ています。この章では特徴や想定ユーザーなどを解説します。

(1)ゲーム機の特徴

Nintendo Switchは、これまでのゲーム機の常識を覆す特徴を多くもっています。Nintendo64、Wiiなどのイズムを継いだ据え置き型ゲーム機として使えますが、ゲームボーイや3DSのように持ち運びも簡単にできて、場所を問わず遊べます。

インターネットでほかのユーザーと交信しながら協力や対戦プレイもできます。新型モデルでは最長9時間もの駆動時間を誇るなど、バッテリーのクオリティも上がっています。このようにSwitchはゲーム機としての優れた総合能力が特徴です。

現在は本体とコントローラーの一体化で小型かつ軽量化に成功したNintendo Switch Liteも登場するなど、バリエーションが豊かです。

(2)Nintendo Switchの想定ユーザーは?

Nintendo Switchのメインターゲットは、10~20代の印象ですが、ほかの世代でも気兼ねなくプレイできるようマーケティング戦略を組んでいるようです。

昨年10月に公開したNintendo Switchの発売予告動画では、学生グループや社会人がプレイする場面が多く登場し、10~20代をメインターゲットとしている印象でした。

しかし『ポケットモンスター』シリーズなどの子ども向けゲームや、高齢者も楽しめる脳トレゲームもSwitch用ソフトとして登場しています。以上からNintendo Switchは若者を基本ターゲットとしながら、ほかの世代でも楽しめるソフトを組み合わせるなど、細かいマーケット戦略がうかがえます。

2.Nintendo Switchの人気の背景

Nintendo Switchが現在、多くのユーザーから支持を受けている背景には主に5つが挙がります。この章ではSwitchが親しまれている理由の詳細を解説しますので、これを読んで任天堂が誇る最新ゲーム機の魅力を見直しましょう。

(1)持ち運びができるゲーム機だから

Nintendo Switchは据え置き型ゲーム機でありながら持ち運びができるので、用途が広く、多くの人のニーズを刺激しています。

従来の携帯型ゲーム機は一人でプレイするものが多く、通信環境も自由度に欠ける状況でした。しかしSwitchなら出先で一人プレイできるだけでなく、自宅で複数人と協力や対戦も楽しめるため、用途が幅広いとして支持を受けています。

以上からNintendo Switchは持ち運びができる据え置き型ゲーム機という新たな地位を獲得し、現在も多くの人がさまざまなゲームライフを築いています。

(2)スマホゲーム人気が落ちついたタイミングで発売したから

Switchの発売日は2017年3月3日です。これより前には『モンスターストライク』や『パズル&ドラゴンズ』などスマートフォンで遊ぶゲームがブームでした。

しかしスマートフォンゲームでは、アイテムなどへの課金が攻略に必要であることが多く、ゲーム機本体の相場価格をスマホゲームでの課金費用が上回るケースもありました。Switchの発売により本来のゲームとしての重要性を再認識したユーザーが多くなり、支持につながっているのでしょう。

Switchのゲームソフトのほとんどは、スマホゲームにありがちな課金システムが目立っていません。以上からSwitchはゲームの原点に戻ったツールとしても注目を受けています。

(3)充実のソフトラインナップだから

Nintendo Switchは、ゲーム機としての優秀なクオリティだけでなく、ソフトのラインナップも充実しています。

これまでSwitchが発売したソフトのジャンルは幅広く、メインコンテンツである『スーパーマリオ』シリーズに加え、『ポケットモンスター』のような子ども向けシリーズも加わっています。サッカーや競馬など、スポーツ好きをターゲットにしたゲームもSwitchから多く出ています。

以上からSwitchはゲームソフトとの組み合わせの多さも相まって、老若男女が楽しめるツールとして認識を受けています。

(4)操作性に優れているから

Nintendo Switchは優秀な操作性も注目ポイントです。テレビモードではハイビジョンに対応した鮮明な画面を楽しめ、携帯モードでも上質な画面映りで気軽にプレイできます。

Wii時代より進化した直感的な操作をしやすいことも特徴です。コントローラーをコードなどでつながなくても、画面の前でボタンを押したり振ったりしただけで反応するので、組み立てもシンプルで済ませられます。前時代のゲーム機にあったようなコードの絡まりに苦労する心配もありません。

操作に対する画面の遅れもほとんどないので、ストレスフリーでゲームを堪能できます。Nintendo Switchは、見やすい画面と楽な操作で多くの人から評価を受けています。

(5)SNSの時代とマッチしていたから

Nintendo Switchは、SNS全盛の現代とマッチした機能にも要注目です。現代はTwitterやFacebook、YouTubeの生配信などを通して、簡単に多くの人々とつながれます。SwitchはSNSとのつながりに適用した通信環境なので、遠くの人とゲームを通して深く交流できます。

たとえばYouTubeなら、Switchのゲームプレイの模様を動画として投稿し、世界中のユーザーと同じゲームの話題で盛り上がったり、相互プレイでつながるきっかけを作ったりできます。

SwitchではTwitterやFacebookでもゲームプレイの模様をアップできるので、ゲームを通したグローバルなコミュニケーションが可能です。以上から多くの人とつながるツールとしても評価を受けています。

3.Nintendo SwitchとPS4の特徴や売上を比較

Nintendo Switchのライバルとなるゲーム機にPS4があります。両方の違いを比べたうえで、現在の売上状況を解説します。これを読めば現時点における2つの人気ゲーム機の立ち位置がわかるでしょう。

(1)SwitchとPS4の特徴を比較

PS4はソニーから発売中の新世代ゲーム機で、「PS4 Slim」という別名もあります。現在は上位版のPS4 Proも登場しています。Nintendo SwitchとPS4シリーズの主な特徴を比べてみました。

ハード Nintendo Switch PS4 Slim PS4 Pro
タイプ 据え置き+携帯型 据え置き型 据え置き型
希望小売価格(税込、2020年3月現在) 32,978円 32,978円 (500GB)、38,478円(1TB) 39,980円(1TB)、49,478円(2TB)
解像度 1280×720 1920×1080 1920×1080
メモリ 4GB 8GB 8GB
ストレージ 32GB 500GB~1TB 1~2TB

価格相場ではNintendo Switchの方がお得な印象ですが、解像度やメモリ、ストレージなどのステータスでは据え置きに特化したPS4シリーズが優れています。

(2)SwitchとPS4ではどちらが売れている?

2019年度においては、Nintendo Switchの売上がPS4シリーズを圧倒しています。累計販売台数では発売時期が早かったPS4がまだ多い状況ですが、Switchの販売台数が目覚ましく、将来的にPS4を追い抜く可能性さえ考えられます。

Switchは現行のゲーム機において販売台数のトップを走っており、ほかのメーカーの追随を許さない状況です。ゲームソフトのランキングでも『ポケットモンスター ソード・シールド』や『大乱闘スマッシュブラザーズ』最新作などが名を連ねており、ハードとソフト両面で好評です。

4.任天堂の過去のゲーム機よりもSwitchは便利なのか?

Nintendo Switchの使いやすさを過去のゲーム機の例から比べてみたい人もいるでしょう。この章では任天堂が発売した過去のゲーム機を比較し、Switchの優位性を検証します。

(1)NINTENDO64と違って持ち運べる

NINTENDO64は、スーパーファミコンの次世代にあたるゲーム機で、1996年に登場しました。販売台数は世界で約3,300万台であり、発売時期の遅れなどから初代プレイステーションにシェア率トップを譲っています。

Nintendo Switchの全世界での販売台数はまだ64よりも少ない状況です。しかし家庭用としての機能に特化した64と比べると、屋外でもプレイできるなど機能が飛躍しており、利便性ではSwitchが上回っている印象です。将来的に総販売台数で追い越す可能性も考えられます。

(2)ゲームボーイシリーズと違って充電に消耗品いらず

ゲームボーイは1989年の発売以来、販売台数が全世界で約6,700万台に達しており、派生商品であるゲームボーイカラーやアドバンスも含めると、その数は約2億台に及びます。

Switchとの違いは、携帯ゲーム機を動かす道具です。ゲームボーイでは電池やバッテリーパックなどの消耗品を要しましたが、Switchはコードやスタンドを使っていつでも充電できます。何らかの消耗品を買い足す必要がないという意味で、維持コストの面では有利です。

(3)ゲームキューブと違って軽い

ゲームキューブは2001年発売のゲーム機ですが、現行当時はプレイステーション2の人気の陰に隠れたこともあり、約2,200万台の販売台数にとどまっています。

ゲームキューブのポイントは据え置き型でありながら取っ手がついており、任天堂がこの時点でゲーム機の持ち運びを提案していたことがわかります。しかしSwitchの方が軽いので、持ち運びゲーム機として完成した印象がうかがえます。

現在ではSwitchの全世界における累計売上台数もゲームキューブを上回っていることから、利便性の差は明らかです。

(4)ニンテンドーDSシリーズと違って他人とシェアしやすい

ニンテンドーDSは、2004年に登場してから派生モデルの3DSと合わせて約3億2,000万台もの売上を記録しています。子ども向けゲームからシニア向けの脳トレものまでソフトの展開も幅広く、世界中で重宝を受けました。

DSはゲームボーイの性質を引き継いだ印象が強く、一人で遊ぶために機能をそろえたイメージです。しかしSwitchはゲーム本体を持っていなくても、友人とゲーム機をシェアしながら協力や対戦プレイが楽しみやすく、DSとの差別化に成功しています。

(5)Wiiシリーズと違って柔軟に使える

Wiiは2006年発売のゲーム機であり、派生版のWii Uと合わせると全世界で1億台を超えるヒットを果たしています。コードをつなぐことなくリモコン型のコントローラーを動かせるなど、当時では画期的な機能性も話題になりました。

しかしSwitchもJoy-Conというリモコン型コントローラーが特徴で、Wiiを小型化したような印象です。外にも持ち出して通常の携帯ゲーム機として使えると考えれば、Wiiから機能が飛躍したツールとも考えられます。

5.Nintendo Switchの今後の展開は?

Nintendo Switchでは、コストを下げながら機能を簡易化した派生モデルであるNintendo Switch Liteが2019年9月に発売されています。Switchではコストが高かったり、機能が多すぎて持て余したりすると心配でも、Liteなら買いたくなるのではないでしょうか。

コントローラーと本体が一体化していて、多くのSwitchソフトも使い回せるため、出先や複数人でのプレイに適しています。インターネットなどの通信機能にも優れているので、Nintendo DSがシェアしやすくなった印象にも感じられるでしょう。

ゲームソフトにおいてもSwitchではさまざまなコンテンツを発売予定であり、シリーズとしての今後の活躍が期待できます。

6.まとめ

Nintendo Switchでは、これまでの任天堂におけるゲーム開発の歴史を生かしながら独自の機能を盛り込んだことで、PS4シリーズを上回るシェアを獲得しています。派生モデルのLiteも発売されるなど、今後の展開も期待できます。

据え置き型と携帯型の性質を絶妙なバランスで融合しており、通信機能レベルの高さや持ち運びやすさにも優れていることから、今後も多くの人がSwitchや関連ゲームソフトに興味を示すでしょう。

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