CASE 02
株式会社D2C X
(旧株式会社TSUNAGU) +
株式会社D2C
インバウンドが盛り上がりを見せる中、訪日観光客が頼りにするWEBメディアがある。日本各地の観光やグルメ、ショッピング、宿泊、体験、文化などの情報を7言語で配信する「tsunagu Japan」だ。起業家の萩原良氏が訪日観光客向けメディアを運営する株式会社TSUNAGUを立ち上げたのは2013年9月。インバウンドの追い風に乗り、月間190万MAUのメディアに育て上げた。しかし、さらにスピーディーにスケールさせるには事業会社と組んでそのネットワークやリソースを活用することが欠かせないと判断。2018年12月、パラダイムシフトの仲介で株式会社D2Cに全株式を譲渡した。翌月には社名を株式会社D2C Xに変更して再スタートを切ったが、はたして株式譲渡は同社に何をもたらしたのか――。
PROFILE
株式会社パラダイムシフト
代表取締役 牟禮 知仁
株式会社D2C X
代表取締役 萩原 良
01
ヨーロッパで暮らした幼少期
その原体験が起業のきっかけに
02
メディア事業をより早く
スケールさせるために
03
慌てずにマイペースで
理想の買い手を選べた
04
ここまで支援してくれる
仲介会社は他にない
05
グループ傘下になって
リソースをフル活用
CONCLUSION
株式譲渡で、経営の仕事に
集中できる環境を実現
株式譲渡前の決算時は、トップ自ら経理作業に追われていたという萩原氏。体制が整っていないスタートアップにありがちな悩みだったが、従業員700人を擁するD2Cグループと組むことで資金や人材などのリソース不足を解決した。フロントの営業メンバーだけでなく、経理や人事などバックオフィス系でも人員のサポートを得て、萩原氏は経営に専念できるように。まさにこれからが本領発揮。今後、「tsunaguJapan」をどのようなメディアに育てていくのか。要注目だ。
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