コラム【【東証システム障害に続き欧州でも】市場への影響と得られた教訓とは】を更新しました。
東京証券取引所は2020年10月1日、売買システム「arrowhead(アローヘッド)」に障害が発生したため、終日、全銘柄の売買取引を停止しました。 この規模の金融事故は世界的にみても異例で、株式市場そして日本経済は元より、世界経済に大きな影響をもたらしました。
そして奇しくも同月19日に、ヨーロッパ5カ国の市場でも、システム障害によって売買が一時中断しました。こちらはしばらくして復旧し、3時間後には取引が再開されましたが、複数の国に被害が出ました。
この記事では東京とヨーロッパで起きたことを紹介したうえで、この出来事が市場に与えた影響と、ここから得られる教訓について考察していきます。