# | 譲渡会社 | 譲受会社 |
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業種 | Eコマース運営企業 | 東証一部上場企業 |
種別 | 未上場 | 上場 |
背景
インターネットメディア事業を展開する譲受会社は、以前よりEC事業への新規参入を検討しており、買収による市場参入を検討。検討の過程で、M&A対象の企業を社内で数社リストアップ。対象会社のM&Aに関する意向を探るため、弊社へ譲受会社より依頼が有り、アプローチを開始。
過程
対象会社は、これまで複数の投資会社が出資しており、当時、筆頭株主であった投資会社の株式保有比率は過半数に近い比率を締めていたため、筆頭株主である投資会社へアプローチ。そこで対象会社へ投資したファンドの満期が近づいていることを確認。また、投資会社からも売却に対する意向が確認されたため、譲受会社と対象会社双方の経営者の面談を設定。面談の中で、買収後も事業シナジーが存在することを双方共に確認し、M&Aを進めていくこととなった。スキームとしては、対象会社に投資していた複数の投資会社と、経営陣以外のその他株主より、譲受会社が株式取得を行い子会社化する形でM&Aを実行。譲受会社にとっては、初めてのM&Aとなる案件であった。