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ERPとは - Web用語解説集

1. ERPとは

ERPとはEnterprise Resource Planningの略であり、総務、管理会計、人事、生産、在庫、購買、物流、販売といった企業の基幹情報や経営資源を一元管理し、企業全体の業務最適化を実現するための経営手法のことです。

また、上記の経営手法を実現するための情報システム、あるいはこの情報システムを構築するためのパッケージソフトを「ERP」と呼ぶこともあり、「ERP事業」とはこのパッケージソフトの販売や保守業務を指す場合が一般的です。

2. 導入のメリット

(1) トップの意思決定の迅速化

現場のデータが一元的に管理できるため、現場の一般社員から経営層までリアルタイムで 経営状況や業務内容を把握することができる様になります。そのため、迅速な経営の意思決定が求められている時勢の中、年々ERP事業の市場規模は拡大しています。

(2) 部門間のビジネスプロセスの統合

部門別システムでは個々の部署が独立して業務を行うことになりますが、ERPを導入することによりビジネスプロセスが結合され、業務の効率やコスト削減を実現できます。

3. ERPの市場規模

2017年度の売上金額は88,400百万円であり、企業がデジタル化の推進や基幹システムへの投資を行う中で、今後も8%程度の安定した成長が予想されます。SaaS型とパッケージ型の割合では、2017年ではSaaS型が21%程度ではあるものの、今後はSaaS型市場が拡大していき、2022年には50%程度のシェアを占めると予想されます。

▼参考記事:システム開発の種類は大きく2つ。フロントエンド、バックエンドの違いについて



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