

日本法人代表取締役社長(インタビュー当時)
チャン・ミン・シャン
驚いたのは、リストにあった会社が黒字ばかりだったこと。
パラダイムシフトさんに相談する前に、自社の投資部門でもリサーチをしたり、金融系のM&A仲介会社にも依頼をしていたんです。でも、金融系は雰囲気が違うというか、なかなか話が合わないところがあって。アニメ制作会社を買収するなら、やはりコンテンツ業界に強い仲介会社がいい。そう考えているときに社員から紹介されたのが御社でした。
パラダイムシフトさんにお願いして良かったと思うのは、日本のやり方をきちんと教えてくれたことです。ビリビリは勢いのある中国企業ですが、それゆえにやり方を間違えると、札束で企業を買い漁るようなイメージを持たれかねません。今回、牟禮さんに事前にアドバイスを受けていて、まずは私たちの目的や戦略をお話ししました。おかげで話はスムーズに進みました。


株式会社インタラクティブ
ブレインズ代表取締役 新妻 桂
すべてのステークホルダーが幸せになる妥協点が見つかった。
僕が目指したのは『妥協』です。従業員、株主、取引先、すべてのステークホルダーが幸せになって、丸く収められる着地点はどこにあるのかを探してきました。嬉しかったのは、牟禮さんもその丸い輪の中に入ってくれたことですね。ファンドの満期はわかっていましたから、社長就任の2010年から『会社の次のゴールは何か』は常に意識していました。
2019年9月に事業譲渡が完了し、ようやくゴールインしました。2020年からは、球団やプロスポーツ選手、アーティストとの直接契約で企画・制作したライセンス商品の販売を始めています。主要契約先は、在阪球団。高校野球で甲子園には出場できなかったけど、仕事で甲子園球場に入れるようなった。ちょっと違うけど、夢が叶いました。


株式会社イード代表取締役 宮川 洋
パラダイムシフトは、他に比べると案件のクオリティーが1番。
今でこそ日本M&Aセンターなども有名になりましたが、我々にすれば「IT分野のM&A」では牟禮さん(弊社代表)は先駆けです。
それ以来、牟禮さんから投資案件のご紹介を頂いていますが、他の仲介会社に比べると案件のクオリティーは1番です。M&Aの目利き力は、数多くの案件を精査する中でしか身につきません。当時は年300件くらいの持ち込みを検討していました。良質な案件を多く紹介してくれる牟禮さんは有り難い存在でした。
まず、人柄が素晴らしいですね。言葉を選ばずに言えば、アドバイザーには性格の悪い人も多い。しかし、牟禮さんは優秀なビジネスマンでとても信頼できる方です。実は、パラダイムシフトの設立当初、M&Aの成約に関係なく牟禮さんには紹介料をお支払いしていました。牟禮さんの人柄に惹かれたからです。