当社は銀行や証券会社、仲介会社からM&Aの打診をいただくことが少なくありません。ただ、彼らは良くも悪くもビジネスライクで、規模が小さい事業の譲渡には関心が低い。仲介を頼むなら、親身になってサポートしてくれるところがいい。何度かお会いして、信頼できる会社だと思い、お任せしました。

他の仲介会社からもいくつかアプローチがあり、会ったことはありました。ただ、本格的に検討を始めるにあたって、真っ先に思い浮かんだのがパラダイムシフトさんでした。これぞという企業になかなか出会えませんでしたが、急かすことなく「嫌だったら遠慮なく断ってください」と言ってくださったので、じっくり検討することができました。

買収後の事業責任を負うのは結果的には事業担当者ですので、M&Aは経営企画部門の手を借りながらも、買収後に事業を担当する役員や責任者が主導してやったほうがいいと考えています。私はM&Aの素人でしたが、親身に対応してくれたおかげで実務は問題なく進められたし、私自身、勉強になりました。今後も頼りにしています。

パラダイムシフトさんに相談する前に、自社の投資部門でもリサーチをしたり、金融系のM&A仲介会社にも依頼をしていましたが、金融系は雰囲気が違うというか、なかなか話が合わないところがありました。アニメ制作会社を買収するなら、やはりコンテンツ業界に強い仲介会社がいい。そう考えているときに社員から紹介されたのがパラダイムシフトさんでした。